株式会社サラダコスモ
2026.4.7
「安全・安心・食べて健康」をテーマに野菜の開発・生産・販売を手がけ、もやし・スプラウトでは業界最大手となるサラダコスモ。同社が運営する教育型観光生産施設「ちこり村」のオンラインショップは、栗きんとん生食パンや焼酎など幅広い商品を扱っており、特におせちは毎年高い人気を誇っています。
そんなちこり村オンラインショップの成長の一端を担うのが、FlipdeskおよびCross Talk。導入のきっかけや活用法、導入効果などについて、同社の執行役員で店舗通販企画部 部長 兼 広報企画部 部長を務める宮地隆彰様にお話を伺いました。
―まず、ちこり村およびサラダコスモ様についてご紹介をお願いいたします。
宮地:サラダコスモはちこり村の運営企業で、もやしやスプラウトでは業界最大手となる企業です。昭和20年創業、昭和55年に設立し、「安全・安心・食べて健康」をテーマに野菜の開発・生産・販売を手がけてきました。また、2016年2月24日に当社の「有機緑豆もやし」「有機大豆もやし」が日本で初めて有機JAS認証を取得しています。
ちこり村は当社が運営する教育型観光生産施設であり、オンラインショップでは栗きんとん生食パンや黒にんにく、おせち、焼酎など幅広く販売しています。焼酎は社員が鹿児島で修行をして、自社で製造しているこだわりの商品です。加えて、量販店さんを中心に、BtoBでも野菜・スプラウトの販売を行っています。

―2024年10月より、ちこり村公式オンラインショップでFlipdeskを導入いただき、2025年3月からはサポートプランもご利用いただいています。導入のきっかけについて教えてください。
宮地:きっかけは楽天などのECモールへの依存度を下げて、本店サイトの売上を増加させたいと考えたことです。ECモールも重要な販路ではありますが、どうしてもお客様からすると「楽天で買った」という印象になってしまい、ちこり村やサラダコスモの認知度を上げづらいという課題があったのです。
本店サイトの売上を伸ばすには、さまざまなマーケティング施策が必要です。たとえば季節物であるおせちなら、サイトを訪れたお客様に対して、販売開始や売り切れの告知を出したいところです。
ですが、そのたびにECサイトを改修するのは、手間やコストの面から現実的ではありません。ECサイトそのものに手を加えることなく、スピーディーに情報を出せる仕組みが必要だと考えました。そこで、Flipdeskの導入を検討することにしたのです。

―Flipdeskの導入にあたり、他社サービスとの比較はされましたでしょうか。比較検討の際に重視した点や、最終的にFlipdeskを選んだ決め手について教えてください。
宮地:いくつかWeb接客サービスを比較検討しました。その中でFlipdeskを選んだ決め手としては二つです。まず、当社がお付き合いのある別のショップさんでも導入されていたこと。知っている会社が導入しているということは、機能的にも使い勝手的にもしっかりしたツールなんだろうなという安心感につながりました。
もう一つはサポートです。Flipdeskよりも安価な価格で導入できるサービスもありましたが、Flipdeskさんは導入から運用までしっかりとサポートをいただけるというご提案もありこれなら安心して導入できると思いました。ツールを導入するにあたり重要なのは、”自分たちが使いこなせるかどうか”ですからね。
―現在、Flipdeskはどのような体制で運用していますか。
宮地:レストランやパン・菓子の製造、
―実際に導入・運用した印象はいかがでしょうか。
宮地:一番良かったのは、やはりサポートがしっかりついてくれることです。Flipdeskは操作もしやすく、既存のシナリオを編集して使うくらいなら自分でもできます。ただ、ゼロから施策を考えるのは簡単ではありません。管理画面を見ながら、どんなシナリオを設定すれば売上を伸ばせるのかを分析するのは、慣れていないと難しいからです。
Flipdeskさんとは、月額10万円のサポートプランも契約しています。サポートの一環である毎月のミーティングでは、施策の振り返りや効果検証に加え、新しい施策のご提案も行っていただいており、継続的に施策の改善を進められている点が助かっています。Flipdeskさんには、ECサイト運営に関する膨大な知見が蓄積されており、その知見を当社へのサポートに生かしていただけるので、ゼロから検証する必要がなく効果的なシナリオを実行できるのは非常にありがたいですね。
―具体的にサポートを受けて助かったと感じたエピソードはありますか。
宮地:おせちの販売時期に入った際、ポップアップバナーを出すシナリオをご提案いただきました。私からの相談は「おせちが売り切れた場合、そのことをお客様に伝えたい」というもの。それに対して担当者の方からは、「画面をこれくらいの長さ閲覧したユーザーには、こういうバナーの出し方をすると効果的です」とか、「ポップアップバナーのサイズはこれくらいのピクセル数にした方がユーザーに消される確率が減ります」といったアドバイスをいただきました。非常に細かい部分まで教えていただいたおかげで、精度の高いシナリオができあがったと思います。自分だけで対応していたら、そんな細かい部分までチューニングすることはできなかったでしょう。
―Flipdeskを導入した効果はいかがですか。
宮地:もともと「これなら効果は出るだろう」と確信していたのですが、その期待通りに数字が上がっています。たとえば、2025年11月にはROAS約5027%、貢献売上額は昨年同月比で約240%を達成しました。
―特に効果的だったシナリオは何でしたか。
宮地:やはり、おせち販売に関するシナリオですね。もうすぐ売り切れそうな商品や、すでに売り切れた商品の情報をポップアップバナーで出すなど、お客様に届けたい情報をタイムリーに届けることができています。また、カゴ落ち防止のシナリオも高い効果が出ていますね。

―2025年7月よりCross Talkを導入いただいています。導入のきっかけを教えてください。
宮地:昨今のEC業界ではAIチャットボットが注目されており、当初は当社でも「お客様が疑問を自己解決できる仕組み」としてAIの導入を検討していました。他社からも様々なご提案をいただく中で、Flipdeskさんにもご相談したところ「Cross Talk」をご紹介いただきました。
Cross Talkは、あらかじめ登録したQ&Aに沿ってお客様を求めている回答へ導くチャットボット機能です。しかし、内容を伺う中で「課題を解決するには、この機能で十分に役割を果たせる」と気づきました。費用対効果が高く導入しやすい点や、Flipdeskさんならではの手厚いサポート体制への安心感が決め手となり、お願いすることにしました。
―Cross Talkをどのように活用していますか。
宮地:導入当初はおせちの予約時期だったので、選び方や売れ筋について説明し、お客様がお買い物しやすくなるようなQ&Aを担当者の方に作っていただきました。現在はおせちの時期が終わったので(2026年3月取材時点)、別のシナリオを二つ走らせています。一つは、オンラインショップ内の商品を季節ごとにランキング形式にておすすめするシナリオ、もう一つは商品の選び方や、事前注文、レストラン予約などについて解説するシナリオです。
―そうしたシナリオ作成にも担当者のサポートが生きていますか。
宮地:そうですね。やりたいことの中には、Cross Talkではなく、Flipdeskで対応したほうがいいものもあるんですが、それもなかなか私では判断つかなかったりするので、担当者の方には助けられています。
―Cross Talkの導入効果についてはどのように感じていますか。
宮地:すべてがCross Talkの効果かどうかまでは検証できていないのですが、電話でのお問い合わせは削減できています。今後、繁忙期に入って、さらに効果検証を進めたいですね。特に秋になるとお問い合わせの数は月に1,000件以上にもなります。それが大きく減るようなことがあればいいですね。
―最後に、FlipdeskやCross Talkをどんな企業におすすめしたいでしょうか。
宮地:自社のECサイトを伸ばしたいと思っている企業は、導入してみることをおすすめします。導入を迷うかもしれませんが、まずやってみてほしいですね。私たちも今回Flipdeskを導入して本当によかったと感じています。
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